自分が開いた神道流の武道家の師範をしながら、サラリーマンも掛け持ちしていた神道明。
ある日、いつも駅に降りた直後に明は犯人に刺されて死んでしまった。
そして次に目覚めたのは、神獣王国の王子エリオットとして産まれた瞬間でした。
かつて栄華を誇った神獣王国に産まれたエリオットがハチャメチャしながら時に悪と闘う物語である。
今の神獣王国は、何も期待されずに王位に着いた父ハウザーに取って全ての高位貴族が敵だった。
だが、その高位貴族と言うのも、10年前自分の父と、隣国から顔合わせに来た母が出会ったその日。
隣国の国王や王女だった母を出迎える為に集まった王族や当時の高位貴族が命を落とす事件が起き、事件の責任を高位貴族に取らせて爵位を落とさせ、下位貴族が成り代わった物だった。
前世の知識を持つエリオットは、生まれた瞬間から知識と己の鍛え上げた武術と気道を魔力と合わせて背後に忍び寄る悪と闘う!!