年の瀬に、まとまらぬ思考をまとめるために短く日記を書いてみます。

祈り捧げる名も知らぬ貴方様に、この想いを託します。

二人の老人が語らう。今の時代と、自分たちの青春時代を比較しながら。

自分が変わらない中、変わってゆく世界。 ふと感じる寂しさを、独り物憂げに思う。 変わることは正義か、変わらないことは悪か。

私は農夫。奥方様と共に暮らす農夫。 毎日同じことを繰り返し、しかしながら満たされる日々。 愛らしい姫と一緒に、今日も静かに笑い合う。

暴君である実の父を嵌めることに成功した「わたくし」は、今後の身の振り方を考える。 特に、自分が拾い育ててきた従者のお凜をどうするか。「わたくし」が出した答えは……

私と主はとある観光地にいた。思えば昔からずっと一緒の私達。最近自由を得た私達。 私は、主は、この先どう生きていくのだろう？

「おちゃらけ」ことあたしは、友人である絵師「コミュ障」と一緒に仕事をしている。 あたしには何もないが、コミュ障ちゃんには才能がある。 それでも、あたしは筆をとり続ける。

絵描きの「わたし」は今日も一人、いつもの居酒屋で奴を待つ。仕事仲間で高校時代からの腐れ縁である「おちゃらけ」を。これは、「わたし」と「おちゃらけ」の、いつもの居酒屋でのほんの一時のやりとりである。

「俺」と「彼女」は仲睦まじく同じ屋根の下で暮らしている。今日も仕事から帰ってきた「彼女」を、暖かく迎える。 ありふれた日常とは、実は得難い奇跡の一つなのかもしれません。