僕、園咲澪(ソノサキ レイ)は彼女の新峰一(アラミネ イチ)他友人数名と、大学のサークルの面々と共に中世ヨーロッパの城とよく似たつくりの古城を見学するために、後輩の伝手でとある無人島に旅行に来ていた。無人島って言ったって、管理会社の人は常駐してるし、携帯もつながるから別になんてことはない旅のはずだった。
しかし、僕らは何者かにとらわれて、ゲームに参加することになってしまう。
そのゲームの名は「アウターケージ」。夢の檻の外に出るための儀式だとか説明されたけどその実態は、俗に言われるデスゲームだった!
試される友人たちとの絆。彼女との信頼。生き残るための覚悟.....。
誰も信用できないデスゲーム、世界に突如現れた人類の敵「ゾフテル」、世界の裏側の異能「シルエット」・・・・。
作者でさえ、予測のつかない展開連続の地獄の門が、今開かれる。
この門に入らんとする汝、一切の油断を捨てよ。