「ここもメイドカフェになってしまった・・・」
そう悲しく思いながら、大阪日本橋の電気街で、サブカルの街への変貌から生き残った、
旧世代のジャンク屋や骨董真空管屋を探し回る主人公。
生き残りの店を求めて、何時もは立ち入らない裏路地に足を進める。
角を曲がった先、一瞬の眩暈の後、彼が居たのはファンタジー異世界だった!!
手元にあるのは、最初のパーツショップで買った僅かな電気部品だけ。
何のチート能力も持たずに異世界に来た主人公は、自分の知識を使って生きていこうとする。
そんな彼が、異世界で出会ったのは、教会の可憐な歌姫。
彼女の歌声を、この世界中に届けたい。
自分の持つ知識を使えば出来るはず。そんな思いで、行動を開始する。