時は、西暦20XX年。
人類は、【|陰蟲(かげむし)】と呼ばれる異常に巨大化した虫達によって壊滅状態にあった。
そんな中、日本では対【陰蟲】兵器として、【|傀儡(くぐつ)】と呼ばれる操縦式巨大武装兵器を開発した。
【傀儡】は、唯一【陰蟲】を殲滅可能な兵器として、世界中にその技術が広まった。
それから、【傀儡】が完成してから5年後…日本政府が【傀儡】の開発に本格的に取り組み始めた頃。
危険生物特別殲滅隊の新入隊員達の訓練中、自衛隊基地に【陰蟲】が現れ、訓練中の隊員達を襲撃する事件が起こる。
進入隊員では手に負えず、基地は成す術もなく破壊されていく。
そんな時に現れたのは、異様な形をした【傀儡】だった。