作品一覧全3件
連載 1エピソード
 頭脳明晰、スポーツ万能、容姿端麗の絵に描いたような天才高校生、御供人巳とそのクラスメイト達は、ある日よくある異世界転移に巻き込まれた(いやよくあって堪るか!)。  案の定勇者認定される人巳は案の定魔王を討伐してくれと請われ、魔王討伐のための訓練を始める。  死者も出るほど厳しい訓練を終え、立ちはだかる四天王が一角、翠翼のフーガを辛くも下した先に到達した魔王城。  そこで待っていたのは、訓練中に命を落としたと思われていたクラスメイトの三日霧区道であった。 「長い、長い、説明が長い。3行で纏めろ」 「イセカイ! イロイロアッテ! カエル!」 「気が短過ぎない!? そしてその後の説明に至っては3行どころか3言!」  果たして区道は晩飯までに帰れるのだろうか? 「無理だよ!? 晩飯までには絶対無理だよ!?」 ------- 異世界転移モノのお約束イベントをRTAで消化する話が書きたい。 どこまで主旨に沿えるかは不明。どっかで脱線するかもしれない。 でもまあ好きに書きます。 一応、何章か既にアイデアはあって、評価次第で終わらせるかどうか決めます。 「面白い」「もっと見たい」と思ったら評価等々を下さると多分長続きします。 お約束イベントって他に何があったっけなあ?
作品情報
アクション[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2020年04月25日
オリジナル戦記 異能力バトル ヒーロー スパイ 冒険 読了時間:約7分(3,191文字)
連載 76エピソード
「俺は今日を以て別行動をとらせてもらう」 俺はそう言って勇者部隊からの離脱を宣言した。 王国から逆賊として唐突に指名手配され、命辛々逃げ果せた直後のことだった。 21世紀の日本から学年丸ごと異世界であるこの地に召喚され、国に言われるままに魔王討伐を達成したら今度はその国から指名手配された。 こうなることは予想はしていた。というか確信していた。 俺の頭がいいから、ではない。 多少人を疑う頭を持つ者なら、この部隊の誰もがそれに気づいていた。 わかっていれば、いくらでもやりようがあった。あったというのに、この結果になった。 原因は明らかだった。 この勇者……馬鹿過ぎる! 俺と同じく勇者に見切りをつけた者達と共に、この地で生き抜く術を探す。 水、食料、火に家に服。 そういった必需品を頭数分恒久的に揃える手段……。 ――そうだ、軍隊を作ろう! 現代知識で異世界に軍隊作って無双って超楽しそう! 斯くして、俺は馬鹿にしていた勇者と同じかそれ以上に浅い思考で軍隊を作ることになりましたとさ。 ※1章から本番の予定。  プロローグが長く感じられるかもしれませんがご容赦を。 ※筆者は別に軍隊や兵器の歴史に明るいというわけではありません。  完全素人知識をGoogle先生で拡張して執筆しています。  私の認識や解釈に誤りがあったら遠慮無く感想等でご指摘下さい。  ただし、既に投稿した分に関しては誤字脱字以外では手を加えないスタンスでやっていますので、矛盾を矛盾と認識したまま放置することもございます。ご了承下さい。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2019年11月09日
オリジナル戦記 異能力バトル 冒険 読了時間:約139分(69,076文字)
連載 1エピソード
 長年膠着状態にあった魔族と人類の戦争は、勇者の出現によって激化することとなった。  戦争が激化するということは、つまり大量の物資や人員が必要になるということで、その皺寄せは例えば辺境の農家等にも及んだ。  件の辺境の農家の息子であるクロシュは、徴兵令によってこの戦争に参加することを余儀無くされる。  武勇に優れるわけでも無ければ、魔法の才能に恵まれるわけでもない。しかし、彼は、彼等は必死に動乱の時代を生きていく。  これは、歴史書の行間である。  後の世に残ることもなければ、詩人に謳われることもない。勇者が華々しい活躍を見せる裏側で血や泥にまみれて戦い抜く。そんな者達の物語である。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2018年11月18日
オリジナル戦記 読了時間:約2分(943文字)