「転生して生後数時間、16の男子に転生するはいい、うん。ここまでは、計画道理。」
古ぼけた室内に、割れた窓ガラス。青い空に、『見知らぬ街』。
そこで、少年はぽつりとつぶやいた。
-転生は、成功した…。-
しかし。
「…転生する職、間違えた…。」
がっくりとうなだれる【初心の杖】を持った少年は、自分の名前を呼ぶ声に気が付き、気を改めた。
「今日から僕は『アレン・ウィズタリア』。市立総合学園に通うことになった、ただの少年…だよね?」
先が思いやられる、転生者のお話。
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