私はペンだ。 私はある日、勇者に選ばれた男に出会った。その男は、自分が勇者だと言われているのは誤解だと思っていた。けれど彼は、長い時間を過ごす私が出会った「忘れることがない」と断言できる人間だ。

エスパス国には「ピアネータ」と呼ばれる侯爵家と、「エトワール」と呼ばれる貴族たちがいる。「ピアネータ」と「エトワール」は結婚してはいけない、と昔から言われているらしいが……。 ※一部神話をオマージュした内容になっています。興味がある方は、ぜひ一度調べてみてください。 ※内容は一話で完結しますが、時代に前後があるので上から読むと分かりやすいです。 ※恋物語と謳っていますが、恋愛未満も含みます。

勢いで泉の女神を引き継いだ「私」。でも女神って思ったより肉体労働。しかもぼっち。 それでも頑張って泉の女神として働く「私」だったが……。 https://ncode.syosetu.com/n6138fg/の連載版です。それに当たってタイトル変わってます。2話までは単発版と内容同じです。

「周囲に不幸にする」と家族に疎まれていた私は、異国の貴族に嫁ぐことになった。私が嫁いだらこよ家も不幸にしてしまう……と思っていたが、どうやら様子がおかしい。

短編「宝石の涙」の番外編。魔女の話や後日談などを予定。※本編を読まないと分からないことだらけです。先に本編「宝石の涙」を読むことをオススメします。(広告)

ピュールは人魚だというのに、靴が好きだった。靴を探しているさなか、彼女は一人の画家を名乗る青年と出会う。靴を貰う条件で絵のモデルになることを了承したピュールだったが、彼に惹かれていってしまう。人間との恋なんて、悲しいだけだと分かっていても。

ある日突然、婚約者のルビーが魔女に呪いをかけられたことを知ったラリマール。心配して彼に会いに行ったラリマールは無表情で無感情に話すルビーに対してこう思った。「いつもと何が違うの？」

フリーデン・フスティシアの周りには一風変わった人が多い。それは家族だったり、友人だったりする。腹黒に筋肉に暴走自己陶酔女装変態無表情天然男装……そんな人たちに振り回される日常の一片。 ※登場人物の性格や口が悪いです。趣味全開な比較的王道ストーリーなギャグ。頭を空にしてどうぞ。

戦闘や死亡ルートのない平和な乙女ゲームの世界に転生し、シナリオ通りモブとして完璧に過ごしていた私。卒業式（エンディング）さえ終われば自分の人生が待ってるはず――だったのに卒業間近のある日、デスゲームに巻き込まれてしまう。 しかもそこには乙女ゲームのヒロインや攻略対象や悪役令嬢がいる。他モブもいるけど。 これってメインキャラが生き残って、モブは死亡するイベントなのでは……いやいや、私は無事卒業式までモブとして生き残ってみせる！　 ◆恋愛要素はありません。デスゲームらしい高度な謎解きもありません。ご了承ください。 ◆誤字脱字報告ありがとうございます。(6/24追加)

「エヴァグリーンの罠」のルーザの話。 ルーザは王城に仕える庭師見習い。毎日心無い影口に耐えていたが、グレイ殿下の存在がそれを変えていく。そしてそんな彼に恋をする。しかし「政略結婚」がルーザとグレイを引き離した。そんなルーザが辿る結末は。