主人公の｜花村桜《はなむらさくら》は、桜が通う｜月黄泉高校《つきよみこうこう》の男子に超人気。同じ学年なら、女子にも大人気。なぜなら彼女は、誰もが振り向くほどの美人。おまけにものすごく優しく、正義感に溢れていて、サッパリとしていて…とにかく誰にでも好かれるような性格をしている。話しかけると、誰であろうと微笑んでくれる。だが、その笑顔にはどこか悲しそうな…そんな表情が混じっていた。そんな桜はある日、｜仙崎祐一《せんざきゆういち》に出会う。

幼い頃に両親を亡くし、父の親友で、酒屋ウィングの店主であるオリヴァンダーに育てられたミリア＝アーヴェンタ。二人は実の親子のように仲良く暮らしていた。だが、そんなある日、二人の家が放火されてしまう。何だかよくわからない人も出てきて…。色々あり、ミリアの父の知り合いである、海賊団の船長と出会い、彼ら…ホワイトムーン海賊団と一緒に旅をすることに…。

幼馴染の舞妓、｜葉桜千《はざくらせん》と、侍の｜朝倉真《あさくらまこと》。真が二つ年上だ。両思いなのに、お互いの気持ちに気付かない。お互いに恋愛は奥手のため、告白をしようとしても告白できないでいる。そんな時、真を狙う侍が千に目をつけた。その侍の名前は、｜皆方匡《みなかたきょう》。匡は、千と真との接点を探るために千の店に通うようになる。最初は殺すつもりだったが、だんだんと千の優しさと美しさに惹かれていく。

勉強・運動…と、何に対しても真面目に取り組む桜花高校一年生の｜芦田咲《あしださき》。男子には厳しく、風紀を乱すことは許さない風紀委員長。そんな咲が注意した人のうちの一人が、咲のクラスメイトの｜朝比奈雪《あさひなゆき》だった。お互いに出会って、今まで冷たかった咲と雪の心に変化が起きる。彼には双子の兄、｜朝比奈翔《あさひなしょう》がいた。

お互いの家が｜名家同志《めいかどうし》で｜幼馴染《おさななじみ》の｜雪村冬花《ゆきむらふゆか》と、｜常盤澪《ときわれい》。二人は、金持ちの生徒だけが通う｜風華学院《ふうかがくいん》の生徒。昔はとても仲が良かった二人だが、なぜかある日｜突然《とつぜん》澪は冬花にそっけない態度をとるようになる。

聖匡高校一年生の花神礼＜かがみれい＞は一か月前に両親と兄を亡くし、一人で暮らしている。そんな礼が行ったのは、以前から通っていた礼のお気に入りの場所。そこは森林で、入ってしばらくのところには、底が透き通って見える池がある。だが、そこで礼は思いもよらないことに…――

大反乱が起こり、ユース国王が亡くなる。 だが、その二年後にレイラのもとに、いちまいの手紙が矢に巻かれて飛んでくる。 いったい、その手紙には何が書かれているのだろうか。

｜陰陽師《おんみょうじ》の血を受け｜継《つ》ぐ｜界音寺夕《かいおんじゆう》。陰陽師はこの世にたくさんいる。なぜ陰陽師が存在するのか、それはこの世に妖魔が存在するから。妖魔は、陰陽師の血を受け継ぐものにしか見えないし、倒せない。見えないなら倒さなくていいかもしれない。でも、そういうわけにはいかない。妖魔は、人に何らかの危害を加えてしまう。

お金持ちで魔法ランク６以上の高校生だけが通える、１学年に１クラスしかない月夜学院。 そこには魔法について学ぶ、他の生徒とは明らかに違う１年生の少女が二人いた。その二人はこの世界に十人いないランク９!! そんな二人のクラスには、転校生が三人来る。 その転校生とは!?