「ダイキ様、貴方には魔王になってもらいたいのです」僕は異世界では自由に生きようと思ってたのに、魔王に祭り上げられました。なんで?
地球では病院暮らしの末に12歳で命を落とした少年ダイキ。しかし死後、神様により異世界に転生してもらう。『君には自由に生きてほしい』神様のその言葉を胸に、ダイキは異世界へ旅立った。
ここでダイキは、神様の知り合いに育てられる。何とその知り合いとは異世界最強の一角であるドラゴンだった。生前の病院暮らしの反動か、ダイキはドラゴンの教えを貪欲に吸収していった。「身体を鍛えることも魔法を覚えることもなんて楽しいんだ」そしてダイキは常識外れの力を手に入れる。
成長したダイキはこの世界を見て回るために山を下りた。「今度の人生は自由に生きる!!! これから僕の自由な異世界生活が始まるんだ」このダイキの思いとは裏腹にダイキは次々と事件に巻き込まれ、気付くと魔王になっていた。魔王になってからも次々と事件に巻き込まれるダイキ。自由とは程遠い日々が続く。
ある日、ダイキは思い出す。「僕は自由に生きたいんだ」「よし、仕事は配下に丸投げしよう。僕は自由な異世界生活を送るためにスローライフを目指す!!!」
これは自由奔放なダイキとそれに振り回される配下が世界最強の国を作ってしまう物語。
※ダイキがスローライフを目指してはっちゃけ出すのは4章からです。飛ばして読むのもOKです。3.5章までのダイキの活躍も是非どうぞ。