2119年環境破壊が進んだ地球に住む少年《枢木 篤人》は国家が定めた人類総合能力評価法において落ちこぼれの烙印であるEランク評価を言い渡され、絶望の中生きていた。
そんな中、篤人は原因もわからないまま突如自分が知る地球とは似ても似つかない自然あふれる草原の中で目を覚ます。すぐにそれが異世界転生、または転移であると悟る篤人であったが、転生した経緯も分からず、さらには自分が知っている異世界転生とは少し違った異世界転生。Eランクの烙印から解放された喜びといきなり放り出された異世界への不安がせめぎ合う中、篤人は一つの決意を胸にする。
ちょっぴり異色な異世界冒険譚。