クールで美人なそのメイドさんは、実はちょっと魔法が得意。 片道数時間の列車旅で、チーズケーキを適温で冷やしておけるくらいには得意です。 だからショタ令息くんに魔法を教えたり、魔眼持ちの令嬢と戦ったりと、いろいろ面倒な仕事を任されがち。 ――たまの休日くらいゆっくりさせてほしいものだ。 なんて思いながらも、やるべき仕事はきちんとこなすのが《ヴァラシエル家政》の最強派遣メイド――テレジア・ケルスである。 ꕤ.•¨•・──────────────────・•¨•.ꕤ ブクマやいいね、感想に評価などをいただけると、作者のテンションがブチ上げ祭り状態になります！ （短期連載で一度完結させましたが、初レビューで「シリーズ化」を希望してくださった読者様が居たので、思い切って連載を再開させました！　もう少し続きます！） （2024/09/25:完結しました！レビューありがとうございました！）

お金好きで友達想いのJK・ユメが話題のフルダイブゲーム《デュエルダイバーズ・オンライン》で金髪赤眼のプレイヤー《カナメ》となって、【たった１Ｇしかドロップしないスキル】と【連撃最強チェーンソー】でまさかの荒稼ぎ！ 操作ミスから始まったLIVE配信で、ゆるふわお嬢様な親友や個性豊かな仲間たちと一緒に楽しく遊びながら、目指せ！　最強ゲーマー＆トップライバー！！ ✧• ────information──── •✧ ◇閲覧ありがとうございます。面白かったらリアクションや感想などいただけると励みになります！ ◇12時、18時頃に更新することが多いです。 ◇本作はカクヨムにも投稿しています！ 　https://kakuyomu.jp/works/16818622174896034254 ◇25/1/11 VR日間3位/週間4位を記録。ありがとうございます！！

この町のとある高架下にはちいさな魔女さんがいる。 オーバーサイズな魔女帽子を被った銀髪翠眼の少女。 私しか知らない《魔法の癒し屋さん》──。 「また来てくれたんですね、おねえさん」 ふわりと顔をほころばせ、優しく手を握ってくれるその子に、私はあの日癒された。

「返して……至福の時間……そして俺を家に帰して……」 　ささやかな至福の時間を過ごしたかっただけだった。 　仕事帰りの深夜コンビニでいつものビールとつまみを買っただけだった。 　それが自分へのご褒美だったのに。 　１４連勤を終えた俺の前に広がっていたのは――……はい、どっからどう見ても『異世界』ですね。 　そう、そうなんだよ。 　俺はどういうわけか仕事帰りで異世界に来てしまったんだ。 　……いや、いやいや、待て待て待て。 　ようやく休日だってのに、限界サラリーマンにこの仕打ちはないだろう！？ 　帰って休ませてくれよ！ 　ゆっくり酒を飲ませてくれよ！ 　――なんていう嘆きが神に届くはずもなく、俺はなぜか冒険者として１５連勤目を迎えるのだった。 　俺、生き延びれるかなぁ……。 　この物語は、休日には酒とつまみがあればいいただの真面目なサラリーマンが、ケモ耳っ娘の住処にお邪魔して波乱に巻き込まれる感じの……なにかそういったお話である。

　――志倉ゆりねはゲームオーバーが嫌いだった。 　引きこもりの高校生であるゆりねは「逃げるが勝ち」と自分に言い聞かせ、現実逃避。 　ゲーム好きの少女が逃げた先にあったのは、仮想世界『デイドリーム・オブ・ファンタジオ』。 　VRMMORPG、異世界アドベンチャージャンルの大人気フルダイブゲーム――通称『ＤｏＦ』を手にしたゆりねだったが、バグって設定もろもろをすっ飛ばされ、プレイヤー《LiLikiLLss》としてログイン。 　始まりの街じゃなくてまさかの隠しダンジョンスタートです。 　ゲームオーバーはしたくない……。 　だったらやってやろう……『ＨＰ極振り』を！ 　さあ、回復特化のスキル構成で生存戦略を始めよう。 　いわゆる『ゾンビ型』となったゆりね改めリリキルスは、ここから不敗伝説を刻むのだ――。 　……が。 　レアドロ武器が突き刺さり、まさかの装備判定で呪い発動。 　実質武器ナシの縛りプレイが始まる。 　不運すぎるぞリリキルス！ 　回復しか出来ないぞ無能キルス……！ 　当然、攻撃手段がほぼ無いので一人じゃ戦えない。 　――だったらこの腐った脳みそをフルに使い、あの手この手でゲームオーバーを全力回避しながら攻略するまで！ 　 　回復しまくって、必死に足掻いて生き延びろ！ 　何かと盾にしてくるギルメン達とイベントをクリアし、ボスモンスターも敵プレイヤーも蹴散らしてランキングを駆け上がれ！ 　これはリビングデッド・フルダイブ。 　ゲームがやがて少女を変える、レベルアップストーリー……開幕――！ 「さあ、どっちが生き残るか……ゲームといこうか！」 ＊カクヨムでも投稿しています。 https://kakuyomu.jp/works/16817330667806112079 (カクヨムコン9参加中！)

世界を脅かす魔王を倒すために現れたその勇者は、ものすごく、名前が変わりまくっていた。

『召喚された聖女様がドラゴンスレイヤーの称号を！？』 　どこにでも居る普通の女子大生――柊木冬莉が異世界に召喚されてから、一年が経とうとしていた。 　今日はアルトクランツ王国の祝祭『冬送り』 　かつて自分を助けてくれたドラゴン娘、フランとのデートの日だ。 　うきうき気分なフユリは雪道で転んだり、屋台飯を頬張ったりで、フランからも心配されるほどはしゃぎすぎ？ 　それもそのはず。未知の土地で、聖女としてフランと旅をしてきた冬莉はいつしか彼女に並々ならぬ想いを寄せていた。 　種族も違うし、女の子同士。 　それでもフユリは想い続け、奇跡の力で幾度となく困難を乗り越えてきた。 　そして、今日も。二人は最大の困難を乗り越える。 　古の火竜ブレイフルムの末裔であるフランは体温が高く、体の一部は火傷するほど熱い。 「火傷してもいい。回復し続ければ平気です！　私、聖女ですから！」 　――これは、聖女がドラゴンスレイヤーな異種百合ファンタジー。 　百合の間に挟まる男は絶対に許さない物語である！ ＊この作品は、全５話となる短期連載作品です。 　R15タグは保険です。 ◇カクヨム、アルファポリスにも投稿しています◇ https://kakuyomu.jp/works/16817330667547330423 https://www.alphapolis.co.jp/novel/760360188/327826932

　気弱な魔剣鍛冶師だった《フィア・マギアグリフ》は結晶背負いと呼ばれ、罪を集めて魔力へ変換する呪いの魔剣に苦しめられていた。 　自分の意思とは関係なく底無しに溜まり続ける魔力。 　魔力が増えれば増えるほどフィアに付加された罪はより重くなっていく。 ――あいつの尻拭いは、もう嫌だ。 　濡れ衣は脱ぎ捨てて、本当の罪人を裁かなくてはならない。 　そう決意したフィアはある日、真っ黒な髪をした妖精――《エアリー》を助ける。 　エアリーとの出会いを機に、フィアは少しずつ背負わされた罪を下ろしていく。 　そしていつの日か巨悪を断罪するために、騎士となって復讐の機会を窺うのだ。 ――けれど、これは私だけの復讐なんかじゃなくて、無念と後悔を抱いて死んでいった人達の想いを背負って戦う、私達、騎士の物語だ。

しょうもないことばかりしていた高校生活。 その３年目にして、転校生襲来イベントがきたる。 角の生えたロリＪＫ……君の名前はなんて読むんだ！？ ＊閲覧ありがとうございます！ 　感想・評価をいただけると励みになるのでお願いします！

まだ夏は終わってくれないらしい。 暑くて眩しくて、睨み付けることすら許してくれない太陽。 そんな太陽に少しでも抗いたくて、背を向けてみた。 でもやっぱり暑かった。