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連載 2エピソード
ラッセル王太子の婚約者候補筆頭だったロザリーは完璧に王妃修業をこなし、また強い魔力が受け継がれるゴールディング公爵家の長女であったため、誰よりも王妃に近いと言われていた。 王立学園でラッセル殿下に甘える妹を苦々しく思いながらも、注意すれば被害者ぶってロザリーを悪者扱いするので放って置いた。 妹の言い分を信じる生徒たちへの弁解もすることなく、ただひたすら自分を研鑽することだけに注力を注ぐ。 理由はただひとつ。 「ラッセル様が好きだから」 ただそれだけだった。 学園の卒業パーティーが近くなり、ラッセル殿下の訪問を受けるロザリー。 パーティーのエスコートのことかと心躍らせていたが、殿下からの言葉は 「私は君と婚約するつもりはない」 だった。 「やっぱりラッセル様はわたくしを選んでくれるんですね!」 扉の外で聞き耳を立てていた妹のデイジーが嬉々として入ってくる。 そしてその後――― ※挿絵ありです。 まったり更新です。 短めの予定です。 表紙や挿絵は自作です。 ※初小説なので手探りで投稿してます;見辛いなどありましたら、すみません; ブクマ&評価していただけるととても嬉しいです!
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2021年04月06日
悪役令嬢 ラブコメ 女主人公 西洋 王子 逆行 ループ 読了時間:約10分(4,958文字)