その夢、叶えたくはないか――
僕の名前は真木英司。
40歳を目前にして、小説家デビューする夢を捨てきれない冴えない男。
無職で、コンビニバイト生活をしていて、10年前には妻に呆れられ,バツイチになった。
そんな僕が夢見銀行で銀行強盗に襲われ、命を落としかけたその時,
その夢、叶えたくはないか――
と赤いスーツの男に話しかけられた。
そして、車椅子に乗った赤いスーツの男と出会い、僕は想像力を武器に変えて戦うことができる《夢を叶えるもの》となり、スーパーヒーローになって戦うことを決意する。
《欲望を育てるもの》アワーリティアとの戦いの行く先に、夢を叶えることができるのだろうか――