作品一覧全15件
代表作 連載 348エピソード
☆第5回一二三書房WEB小説大賞銀賞受賞作☆  東洋の端に浮かぶ島国「秋津皇国」。  戦国時代の末期から海洋進出を進めてきたこの国はその後の約二〇〇年間で、北は大陸の凍土から、南は泰平洋の島々を植民地とする広大な領土を持つに至っていた。  だが、国内では産業革命が進み近代化を成し遂げる一方、その支配体制は六大将家「六家」を中心とする諸侯が領国を支配する封建体制が敷かれ続けているという歪な形のままであった。  一方、国外では西洋列強による東洋進出が進み、皇国を取り巻く国際環境は徐々に緊張感を孕むものとなっていく。  六家の一つ、結城家の十七歳となる嫡男・景紀は、父である当主・景忠が病に倒れたため、国論が攘夷と経済振興に割れる中、結城家の政務全般を引き継ぐこととなった。  そして、彼に付き従うシキガミの少女・冬花と彼へと嫁いだ少女・宵姫。  やがて彼らは激動の時代へと呑み込まれていくこととなる。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月28日
近世 オリジナル戦記 123大賞5 和風ファンタジー 異世界戦記 複数ヒロイン 内政・外交 攘夷 華族 武士 陰陽師 姫 獣耳 男装少女 ボクっ娘 読了時間:約4,318分(2,158,580文字)
連載 102エピソード
 1943年、大日本帝国はアメリカとソ連という軍事大国に挟まれ、その圧迫を受けつつあった。  太平洋の反対側に位置するアメリカ合衆国では、両洋艦隊法に基づく海軍の大拡張計画が実行されていた。  すべての計画艦が竣工すれば、その総計は約130万トンにもなる。  そしてソビエト連邦は、ヨーロッパから東アジアに一隻の巨艦を回航する。  ソヴィエツキー・ソユーズ。  ソビエト連邦が初めて就役させた超弩級戦艦である。  1940年7月に第二次欧州大戦が終結して3年。  収まっていたかに見えた戦火は、いま再び、極東の地で燃え上がろうとしていた。
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歴史[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年04月05日
ネトコン13 昭和 IF戦記 架空戦記 大日本帝国 日本海軍 日本陸軍 連合艦隊 戦艦大和 満洲国 関東軍 アメリカ ソ連 読了時間:約765分(382,184文字)
連載 完結済 3エピソード
 1920年代から深刻化していく日本の農村問題は、最終的には五・一五事件に代表されるテロ行為、政党政治の没落、軍部の台頭、満蒙移民政策といったものへと繋がっていく。  ここでは戦前期日本の農村問題について概観し、農村問題を解決しようとする試みが最終的に満蒙移民政策という対外膨張的な方向へと向かっていった過程について見ていくこととする。
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エッセイ[その他] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年10月01日
歴史 日本近代史 農村問題 満蒙移民 政党政治 軍部 読了時間:約20分(9,887文字)
連載 40エピソード
 「大日本帝国には、あの悲惨な敗戦を経験しない未来もあったのではないか」  そうした思いは、近代日本の歴史を見ているとどうしても沸き上がってしまいます。  私の創作活動は、基本的にそこが原点でした。  では、大日本帝国にはどのような歴史の可能性があったのか、あるいはその可能性を選び取るためにはどのような要素が必要であったのか。  そのために調べるべき事項は多岐にわたります。  私が創作活動の中で調査したこと、考察したこと、それら備忘録的なメモをこの度、創作論という形の随筆に落とし込んでみることにいたしました。  ここでは、史実の歴史や架空戦記小説という分野から、大日本帝国の可能性について考えていくことといたします。
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エッセイ[その他] R15残酷な描写あり
最終更新日:2023年07月30日
IF戦記 史実 創作論 架空戦記 大日本帝国 歴史改変 太平洋戦争 大東亜戦争 大東亜共栄圏 内政 外交 工業 読了時間:約182分(90,511文字)
連載 完結済 35エピソード
 一九四二年七月五日、日本海軍はその空母戦力の総力を挙げて中部太平洋ミッドウェー島へと進撃していた。  真珠湾以来の歴戦の六空母、赤城、加賀、蒼龍、飛龍、翔鶴、瑞鶴が目指すのは、アメリカ海軍空母部隊の撃滅。  一方のアメリカ海軍は、暗号解読によって日本海軍の作戦を察知していた。  そしてアメリカ海軍もまた、太平洋にある空母部隊の総力を結集して日本艦隊の迎撃に向かう。  ミッドウェー沖で、レキシントン、サラトガ、ヨークタウン、エンタープライズ、ホーネットが、日本艦隊を待ち構えていた。  日米数百機の航空機が入り乱れる激戦となった、日米初の空母決戦たるミッドウェー海戦。  その幕が、今まさに切って落とされようとしていた。
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歴史[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2022年12月11日
ネトコン13 昭和 IF戦記 架空戦記 日本海軍 アメリカ海軍 ミッドウェー海戦 MI作戦 空母 戦艦 飛龍 零戦 九九艦爆 九七艦攻 エンタープライズ 読了時間:約382分(190,960文字)
短編
 「日本がもし満洲の油田を発見していたら」。  このIFは、架空戦記小説や歴史改変小説において日本の国力を史実以上にするために使われるテーマの一つであろう。  戦後、確かに中国東北部では大慶油田、遼河油田、扶余油田群が発見され、山東省では勝利油田が見つかっている。  しかし一方で、そこに資源があることと、その資源を利用出来ることとの間には隔たりが存在するのもまた事実である。  「満蒙は日本の生命線」と言われた満洲は、本当に日本の国力を支えうるだけの資源を持っていたのだろうか?
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エッセイ[その他] 残酷な描写あり
最終更新日:2022年06月25日
IF戦記 史実 歴史考察 満洲 南満洲鉄道 満鉄 資源問題 総力戦体制 撫順炭田 鞍山製鉄所 大慶油田 石炭 鉄鉱石 石油 読了時間:約9分(4,234文字)
連載 完結済 18エピソード
 一九四四年三月、アメリカ軍はついに太平洋での反攻作戦を開始した。  だが、それを迎え撃つべき日本は、未だマリアナの防備を完成させるには至っていなかった。  ソロモン・ニューギニアの確保とラバウルの無力化を目的とした「カートホイール作戦」に対し、ラバウルの第十一航空艦隊は最後に残された戦力を集中してその北上を押し止めようと苦闘を重ねる。  そして連合艦隊は「捷号作戦」を策定して、マリアナへの侵攻を一日でも遅らせるべく、トラックへと艦隊を進出させる。  そこには、第三次ソロモン海戦の傷を癒やし、大規模な改装を終えた戦艦大和の姿もあった。  一方、アメリカ太平洋艦隊はハルゼー大将を指揮官とする第三艦隊を編成、史上最大の艦隊を以て、ついに中部太平洋への侵攻作戦を発動した。  日本海軍もまた「捷一号作戦」を発動して、中部太平洋でアメリカ艦隊を迎え撃とうとする。  太平洋の覇権を巡る日米の決戦は、ここにその第一幕が切って落とされたのである。
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歴史[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2022年03月12日
IF戦記 架空戦記 大日本帝国 日本海軍 戦艦大和 戦艦長門 戦艦ニュージャージー 烈風 一式陸攻 銀河 フリッツX 読了時間:約401分(200,291文字)
連載 完結済 42エピソード
 大陸歴五三八年、アウルガシア大陸のロンダリア連合王国と北ブルグンディア王国との間で国境紛争が発生した。  レーヌス河流域での両軍の衝突は、事変の不拡大を求めるロンダリア中央政府の意向に反して拡大。  現地部隊である西部方面軍は独断で部隊を「越境」させて北ブルグンディア軍の撃滅を図るも敗走。国境地帯での紛争は一気に北ブルグンディア有利に傾こうとしていた。  ロンダリア連合王国に残された拠点は、レーヌス河左岸のレナ高地のみ。  その高地には、ロンダリア連合王国の王女、エルフリード・ティリエル・ラ・ベイリオルの所属する騎兵第十一連隊が防御陣地を敷いていた。  圧倒的優勢を誇る北ブルグンディア軍に対して、彼らは西部方面軍司令部から陣地の固守を命じられる。  一方、ロンダリア国王マルカム三世と中央政府は、西部方面軍の統制回復と戦局の挽回を目指して、参謀本部作戦課長と共に、勅任魔導官たるリュシアン・エスタークスを現地に送り込むのだが…… (本作は、「王女殿下の死神」の番外編となります。作中世界観に関しては「王女殿下の死神」第二話を、リュシアンとエルフリードの関係性については、序、第三話、第十話をご覧になっていただけると幸いです。)
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2020年11月29日
オリジナル戦記 IF戦記 異能力バトル ファンタジー戦記 近世ヨーロッパ風 魔術師 王女 外交 国境紛争 諜報機関 陸戦 騎兵 読了時間:約488分(243,545文字)
連載 完結済 5エピソード
 一九四三年五月二日、イギリス領セイロン島首府コロンボに日章旗が翻った。  スプルーアンス提督のアメリカ第五一任務部隊、サマヴィル提督のイギリス東洋艦隊はすでに壊滅し、ここに枢軸軍によるインド洋支配が確立した。  再建された機動部隊を失ったアメリカは、長期間にわたって対日反攻作戦を行うことが不可能となってしまった。  一方、南太平洋海戦の損害から立ち直った帝国海軍の母艦航空隊もまた、再編が必要であった。  だが、それによって訪れた膠着状態は、次なる血戦に向けての準備期間に過ぎない。  一九四三年後半に枢軸国・連合国のそれぞれの陣営で起こった出来事は、来たるべき一大決戦に向けた壮大な序奏(プレリュード)といえるものであった。
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歴史[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2020年11月07日
IF戦記 大日本帝国 日本海軍 ルーズベルト チャーチル ヒトラー ツィタデル作戦 重慶攻略作戦 ろ号作戦 読了時間:約61分(30,283文字)
連載 完結済 18エピソード
 一九四三年四月、日本海軍はその総力を結集して、インド洋での攻勢作戦を発動する。  目指すは、インド洋の要衝セイロン島。  この島を占領してインド洋の制海権を確保し、日独連絡航路を打通することこそ、作戦の目標であった。  最強戦艦の片割れたる武蔵、歴戦の空母翔鶴、ミッドウェーの殊勲艦飛龍。  彼女たちは勇躍、インド洋の波濤を砕いて進撃する。  そして日本海軍のインド洋進出を阻止すべく、連合軍もまた動き出していた。  再建された機動部隊を指揮するアメリカのスプルーアンス提督、東洋艦隊を以ってインド洋を死守せんとするイギリスのサマヴィル提督。  彼らはそれぞれの艦隊を率いて、日本海軍の撃滅を目指す。  広大なインド洋を舞台にして、今、史上五度目の空母決戦が始まろうとしていた。 (※戦艦の活躍する場面もあります)
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歴史[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2020年10月17日
IF戦記 架空戦記 仮想戦記 海戦 日本海軍 戦艦武蔵 戦艦アイオワ 空母翔鶴 空母飛龍 空母エセックス 東洋艦隊 イタリア艦隊 インド洋 ベンガル湾 セイロン島 読了時間:約410分(204,914文字)
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