とにかく今まで書きためた言葉をここに置きました。 テーマがあったりなかったり。 恋愛だったり、人生だったり。 たとえ読む人がいなくとも、構わない。

ギリギリ滑り込んだ最終電車。一日使った頭と心をうとうとしながら休ませようと思っていたのに、一日分のそれをフルで使う20分間。彼と私の始まりのおはなし。

樹とハル。シリーズ３ Side 樹 二度目の出会いはこんなに近く。 そのカフェは都会のビルに森を運んだ。

樹とハル。シリーズ２ Side 樹 急に降り出した雨に、雨宿り。森の香りがするそのカフェでハルを見つけた。

もうずっと。知らない間に降り積もっていた想い。 それは突然弾けて、その成長を知らせる。 知らぬ間に熟れてしまったこの想いを、どこに向けていいのか。

朝。雨音。土のにおい。彼が来るなら、月の光。 ちっとも恋人らしくない私たちの甘く、優しい時間。

いつものカフェでコーヒーを飲みながら、あなたを待つ。 熱さに戸惑って、冷えることに怯えながら、一口ひとくちを愛しく思う。 樹とハル。シリーズ１