青い月、それは、僕が君に出会った時に出ていた月の名前。
幼少期、ずっと両親から虐待を受けていたセド。
そこへ、青い瞳をした青年、ユルが現れ、セドを救う。
救われたセドが目覚めると、そこはみたことのないような豪華なものの数々。
「今日からここが君の我が家だ!」
実はユルはこのリューセル王国の当事者である大王の王位継続者であったのだ。
ユルはセドをおおいに可愛がり、青年へとなるまで愛情をたくさん注いだ。
彼には大いに感謝をしているが、セドには引っかかることがあった。
そんな彼がなぜセドを知り、助けたのか。
その答えを問い出そうとすると、彼は悲しい顔をしてしまい…