この世界はなんて生きにくい世界なのだろう。常に周りと同じ行動を強いられ、少しでも違ったことをすればイジメの対象となる。こんな世界ならいなくなってしまった方がマシだ……
《貴方達はこの世界が嫌いですか。》
突如として頭に直接話しかけてくる声。
そうだな、俺たちはこの世界が嫌いだな。こんな世界は間違っている。
そう俺は答えた。
《それではご案内しましょう。ようこそ新世界へ》
そうして俺たちが飛ばされた世界は、(言葉にしたものが現実になる)世界であった……
闇を抱えた俺、風山悠慈と妹の紫織が織りなす少しブラックな異世界生活。不定期更新です。
最初の方はつまらないかもしれませんが、後々良くなる「自分でそう思ってる」ので最後まで見たってくれたら嬉しいです!