もう存在すら確認されていない
歴史に置き去りにされた国レネトアのフロワソレールという街に住む
青年ファオルペルツは怒りのあまり、友人シューラーの可愛がっていたミシオネールというネズミを
ぶん投げて殺してしまう。しかし、その事実を知ったシューラーは悲哀に暮れるも、
紳士的であり続けたことによって、しだいにファオルペルツはある感情に、取り憑かれていく。。。。
それを起因に導かれる人間のどうしても逃げたくなるものの正体とは。人間の姿とは。
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