石油プラント跡地にて、自立ロボットを止めようとするドローンと、自動二輪が相棒の男を描いた作品。
作品を書く上で、機械に出来ないことはなんだろう、とずっと考えていて、その答えの一つ「機械を愛おしむこと」で、主人公が難題を突破する構造に仕上げました。
主人公の相棒である自動二輪は、主人公と記憶を分け合っている、というわけのわからない設定になっていますが、私もまるでわかっていません。この辺りを解き明かすべく、彼を主人公に小品を書いていますが、乗り物を描くのはエネルギーがかかるので、しんどいです。
終盤当たりのカタルシス溢れる展開がこそばゆくて好きだけど、若干駆け足になった感じが否めません。
バイクっていいよね。
ソーマブリンガーというゲームの、BGM「炎を駆けるラルゴブリッジ」に当てた自作の歌詞を元に、想像を膨らませた作品です。ソーマブリンガーの要素が1ミリもないので、オリジナル作品です。
本作品はpixivにも掲載しています。