神が催す賭博大会『神様ゲーム』。優勝者はどんな願いでも叶えてもらえると言う。
私立時計学園二年三組、七草秋。彼は圧倒的な観察眼を持ちながらも賭博における運に見放されていた。
賭博において一勝したこともない秋だが‘神様ゲームに優勝して願いを叶えてもらう‘という目的があった。
そんな彼はある日、料理部の存続を賭けた賭博で一人の少女に出会う。
【孤高の女神】こと楸楓。彼女は賭博における経験、観察眼が劣るものの、神に愛されるが如き豪運を持つ少女だった。
彼女は実は神様ゲームの参加者であり、お互いの足りない物を補うため秋は参謀役として共に参加することを決める。
彼は愛する少女のために。彼女は失った時を取り戻すために。今、全てを賭けた賭博が始まる。