「どうして私は橋を渡ってきたのかな?」――ディーナが覚えていることといえば、自分の名前と橋を渡ってきたということだけ――。“今一度橋を渡ってみれば、何か思い出せるかもしれませんよ?”そう、黒い獣のダグレスにそそのかされて、ディーナは再び橋を戻り始めてしまいました。・・・渡り切ったその先には、人さらい(?)が待ち構えているというのに。そんなディーナをめぐり、手に入れたいと目論む・人も獣も入り乱れております。
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