「君には現地調査員になってもらいたいんだ。」
ある日街を歩いていた俺は雪に足を滑らせて階段から転げ落ち、目を覚ますと突然そう告げられるのだった。
ごくごく普通の大学生だったはずの川上が、運だけで招へいされた人類管理施設、通称アドミニ。
自らをマリ・キュリーと名乗る少女から告げられたこの施設の意味と自分の使命を知った時、川上真昼と仲間たちとの世界と時代を飛び回る冒険譚、数々の偉人達を"評価"する旅が始まるー。
冒険がしたい、今いる場所ではないどこかへ行きたい人へ贈ります。
※一部人名や地名など、実在した人、また実在するものを使用していますが、人柄や土地柄、ストーリーは完全にフィクションです。ご了承下さい。