高校二年生の栢森(かしもり)あやめは、容姿端麗、文武両道、数多の才能に恵まれた女の子。神様から愛されているような彼女には、やたらと高圧的だという致命的な欠点があった。
彼女のクラスメイトである安堵登(あんどのぼる)は、馴染みの屋上前で彼女が奇妙な自己暗示をしている姿を目撃する。
愛されスペックを持っているくせに、偉そうで高飛車でそのくせ口まで悪いせいでクラスメイトから敬遠されている存在。そんな彼女の弱みを握ってしまった安堵は、圧に負けて彼女への協力を約束してしまう。
彼に与えられた役割は、栢森の努力を手伝うこと、全肯定で褒めることの二つ。
いつでも高圧的な栢森を見守る中で、安堵は自分自身の在り方に疑問を抱き始める。
自信満々風高圧少女と充実風人苦手少年のお話です。
ネトコン13 ほのぼの 男主人公 学園 現代 日常 ハッピーエンド 青春 ツンデレ
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