高城沙織は、プロを目指していた母親の影響で、小学3年生からトランペットを吹き始めた高校1年生。 中学の吹奏楽部では、コンクールで良い成績を収めることに固執していた高城沙織。 しかし、彼女はある出会いにより「音楽の本当の素晴らしさとは何か？」を自問するようになった。 その「気づき」を与えてくれた西条茉莉奈が、自宅近くの女子校をたまたま第一志望としていたことを知った沙織は、吹奏楽部としては中堅だったその高校へ、彼女を追って進学する決意をしたのだった。 一方、入試トップ成績の超優等生・石神井恵美もまた、ある理想を実現するため、沙織を追って同じ高校に入学していた！ そして、恵美は沙織にグイグイと迫ってきて・・・。 「音楽の本当の素晴らしさ」を見つけるため、沙織は今日もトランペットを吹き続ける・・・はずだったのだが、同級生や上級生、他校生徒との様々な出会いや、同性との恋愛感情に翻弄されて・・・。 ＊この作品は「Pixiv」にも掲載しています。→https://www.pixiv.net/novel/series/10312186

古着を集めるのが趣味の女子高生・高瀬紀子は、古着屋で出会ったシルクサテンのボウタイ・ブラウスの魅力に、取り憑かれた。 その頃から、紀子の身の回りでは奇妙なことがいくつも起こり始める。 それは果たして偶然か、必然か。 古都・鎌倉を舞台に、次第に明かされていくシルクサテンのボウタイ・ブラウスの秘密。 紀子は、同じ古着好きのクラス委員長・品川涼子とともに、ブラウスの秘密に迫っていく。

中野杏樹は5年間通っている中高一貫の女子高で、中学時代から変わらない顔ぶれの中、退屈な日常を送っていた。 ある日、幼馴染の親友、水稀有栖がシルクサテンのボウタイブラウスを着て学校に現れ、杏樹は動揺する。 この学校では、制服にシルクサテンのブラウスを着ることが、パートナーが出来た証となっていた。 有栖が自分の元から離れてしまうことに絶望する杏樹。 ところがその日、杏樹は有栖から呼び出しを受けて・・・。

朝比奈瑠衣子は、自宅があるマンションの屋上で、今すぐにでも飛び降りそうな女性を見つける。 瑠衣子がその女性を助けた本当の理由とは？

頭の中にあった漠然としたイメージ。 それは、一着の白のブラウス。 そのイメージを長年探し求めていた北川里奈は、ネットオークションでついに“それ”を見つけることができた。 ブラウスが手元に届いた里奈に、ある欲望が芽生え始めて・・・。