街を救った英雄がいるとの話を聞き、記者の私は同僚と共に取材に赴く事にした。
調べれば調べるほど想像する英雄では無かった。
小汚く、意地っ張りで、天邪鬼で、口が悪い、なんなら手癖も悪い。
そして本人は、英雄と呼ばれる事を嫌がった。
出会い頭に水をかけられ、財布を盗まれ、また水をかけられ、それでも街の人から英雄と呼ばれ慕われている。
橋の上でたった独り戦い、この街を救ったから
だから彼はこう呼ばれている
橋の上の英雄と
身分差 ヒストリカル 日常 サスペンス スプラッタ ヒーロー ラブコメ パンデミック 少しシリアスかも 男主人公 女主人公 魔法 ヒーローは口が悪い ご都合主義
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