「それじゃ今日をもってお前はクビだ。ジョン」
剣と魔法、銃とスキルの世界。超巨大都市国家クイントピア。
その東区を支配するギャング『ヒュドラ・クラン』の組長ブルータル・ヒュドラは、自らの養子にしてクラン最強の暗殺者「ジョン」に銃を向けた。
しかし、ジョンは義父の想像以上に容赦がなかった。彼はその場で躊躇なくブルータル・ヒュドラを殺害し、クランの宝たるショットガン『ヒュドラの牙』を持ち去って南区に逃げたのだ。
そのまま当座の資金を稼ぐべく、素性を隠して冒険者ギルドの門を叩いたジョン。
だがその直後、組長殺しを許さぬヒュドラ・クランの特攻部隊がギルドに装甲トレーラー突撃し……
※小説家になろう、カクヨムで連載中。