異様にキラキラしい見目を持ち、傍に可愛らしい少女を連れた男が、ヴィオレットの前に立ち塞がる。
男は王に相応しい自信を持ち、王に似合わない不出来な頭で言葉を発する。
好きでもない男に偉そうに捨てられたヴィオレットは、隣国に嫁ぐことになっていた。
だが、彼女はとある事実に気がついた。
あれ?これ、別に不幸でもないのでは?
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ESN大賞8 SQEXノベル大賞2 離婚 強い女の子 溺愛(予定) 子犬系ヒーロー 下は向きません 負けません
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