今夜は寒かった。町の明かりが眩しくて、目が疲れた。僕はベンチに座って、人々を観察している。一人で歩いている人がいる、友達と歩いている人もいる、恋人同士で歩いている人達もいる。
「爆発しろー」
スマホを見たら、一つRINEが届いた。
「こんばんは、桜井くん。夜にRINEしてすみません。
今日の理科の宿題、何ページか覚えてませんか?」
「送信者は、塔城さん?」
「僕も覚えてない、ごめん」僕はそう答えた。
「そうですか。ありがとうございます」
それで、やり取りは終わった
「塔城さん、なんで僕のRINE知ってんだろう。まぁ、いっかー」
スクールラブ 日常 青春
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