私は傷つきたいの
どんなときだって傷だらけになって血だらけになりたいって思ってる
それは全て、私自身が強くなるために
本当に抉られて、初めて分かったんだ
傷だらけにならなくっちゃ何も分からないって
対象に没入し自らを殺さなくっちゃ何も得られないって
いくら傷付いても平気で冗談を言って笑っていられるような女になりたい
虚勢を張らずにいられるような女になりたい
新しい風に吹かれる天使になりたい
なんて思いながら私は今日もブラフガールでいるんだわ
傷だらけになりたいって思いながらそれに怯えている
殺されたいって思いながら殺されたくないの
なんてたって私には業があるから
そんなブラフを私は雪で化粧を施し隠す
あなたに解かして欲しいのよ