満開の桜通りを歩く高校生。彼らは普通、これから新しい生活に思いをはせているものである。しかし、山田正義は違った。これからの高校生活に絶望とはいかないが、失望していた。できることなら学校に行きたくない。彼は勉強が得意じゃないし、部活もしていない。高校卒業という目標のためだけに高校に行くのである。
しかし、クラスの担任が言う。転校生がやってくると。みんなが期待して待つ。こういう期待は裏切られるものと思っていたが、その転校生はとても美人な女の子だった。正義はうふふな展開を期待して、猛アタックする。
ある日、正義は下駄箱で手紙を発見する。よく見ると、その転校生からのものだった、、、。