転勤続きの親を持ち、10歳の頃に親の仕事先で事故にあって右腕と右眼を亡くし義手と義眼を身につけ、自分の世界を切り拓こうと一歩踏み出す為に全寮制の学校の島、葵島(あおいじま)の学校に転校した主人公、高校生の上野(うえの)裕也(ゆうや)。
その葵島で14歳で左腕を亡くし、いつも暗い顔をして俯いている大橋(おおはし)夏目(なつめ)と出会い、裕也は彼女を笑顔にしたいと言う一心で夏目と常に向き合い、支えになろうとする。
その後互いを理解し合い、今まで手に出来なかった自分の大切な居場所、大切にしたい物を探し、掴み取る為に前に進み、知らない事や当たり前な事を周りの友人にも教えられながら一歩、更に一歩と進んでいく。