世界には一般人に紛れて「異端者」という
異能力を持った異能力者が存在する。
かつては少人数しかいなかったとされるが
今やその数は人類の半分が異端者とも言われるほどに増殖した。
そして強い能力は人を殺すまでに至る。
その現状を見た"ニホン"は各区に一つ、
一般人を守るために異端者のみで構成された組織
「ギルド」の組織を義務付けた。
しかし、ギルドの制度を作り出した政府の意向に反して
犯罪など非道徳的な依頼を引き受けるギルド、
自分たちの街を圧政するギルドが出現し出す。
そのようなギルドを"違法ギルド"と称し、
政府に公認された各区の"正規ギルド"は
区に侵入する違法ギルドや自分達の区に
蔓延る違法ギルドと争い続ける。
その中で唯一政府に認められた違法ギルドが存在する
"キリサメ区"に起こる異端者抗争の物語。