「私がハッピーエンドになれる物語を作ってくれませんか」
何事にも本気になれず、なんとなくで生きている主人公の徹が彼女からの言葉をきっかけに小説を書き始める。
小説を書いてほしいとお願いしてきた彼女の咲葵と触れ合っていく中で、いつしか徹は咲葵に惹かれていく。
咲葵との関係を深める徹だったが、咲葵から病気で余命宣告を受けている。だから私はハッピーエンドで終われないと告げられ愕然とする。
咲葵の思いを知った徹は彼女のために幸せになれるよう余命わずかな時を彼女のために奔走する。
二人の思い出を綴る儚い物語。