【2019/6/6:一章完結】【2019/7/8:二章完結】
神の恩寵たる魔術。ヴェルゲニア国に広く浸透したそれは、もはや誰もが意識せずとも行使できるものであった。ギデオン・クラークはそこに疑問を抱く――人間は、これを与えられるままでいいのか、と。
「そう、理論魔術! 輝かしい道を捨ててまでも、成し遂げたいものがあるということですな」
ギデオンは異端の行為と知りつつも稀代の大賢者としての道を捨て、神秘の解体とその理論化を選んだ。
暗い思惑を秘める可憐な王女ユディアや特殊体質のエイベル、優れた凡人アーサーらを弟子に迎え、ギデオンは彼女たちと共に世界の革命を目指す。
本格始動は一章後半~二章より。しばしお付き合いください。
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