「お悩みあれば探偵あり! どんなお悩みも一発で解決! それが、桜田探偵クラブだよ!」
奥村日向は、都会から田舎へ引っ越してきた小学五年生。
そんな彼に、転校先のクラスメイトである天堂明楽が声をかける。
もともと引っ込み思案で友達をつくるのが苦手な日向だったが、明楽の自由気ままな性格に影響され、桜田探偵クラブという変わったクラブの見学に行くことになる。
しかし、日向はその前日の体育の授業で、同じクラスメイトで問題児の山田凌久にサッカーボールをぶつけてしまい――。
いじめやコンプレックスなど、小学生たちの苦難や葛藤を描いた感動ストーリー。