全てを妹に奪われ、家出したメリッサ。魔物の森で助けられた彼の勧めで彼の所属する騎士団に入ることになった。そこでは何も奪われることもなく、努力が認められる生活が待っていた。
ある日、助けてくれた彼たいして『恋』をしていることに気づいたメリッサは、彼の足手まといになりたくないと懸命に、魔法と剣術の修練に励む。それが実を結び、国王となった彼と結婚することになりました。
王妃となり公務をこなしていたある日、祖国から助けを求める使者がやって来た。使者の話によると、王妃となった妹は国民に重税を課し、自分は贅沢な暮らしをしている。
それを聞いて、メリッサは妹に激怒した。そして、メリッサは自分の手で妹を討つことを決心する。
「私から全てを奪う妹。ついに、第一王子の婚約者の地位も奪われたので家出することにしました。」の後日談になります。