本物の話に温かい嘘を混ぜて
騙せばいいと悪を気取って笑う
次の犠牲者はお前だという口ぶりで
下手な演技を私の前で続ける
若さが尽きるまで罪深さを纏って消えろ
欲にまみれて「一回きりの人生」を免罪符に
狂った泡末の時代があなたに味方しただけ
まだ何かを欲して足掻き私の腕を掴む
快楽は弾けて消える儚くて脆く崩れる
死にたがりは気づかない未来を望まないから
罪深さを悪の役を幕引きの瞬間まで演じろ
拍手を送ろう観客は私だけだとしても
道化を晒す喜劇に涙を流そう
終わりの時の後もなおあなたの犠牲者のために