作品一覧全3件
連載 10エピソード
1947年、戦災孤児で溢れる上野では浮浪児の失踪が相次いでいた。 「失踪の前後、赤い外套の男が必ず現れる」という噂が浮浪児たちの間で囁かれていた。 一方、東京では及川が上司から見合い話を持ち掛けられ、それを相談しに佐原親子を訪ねていた。 佐原万智の友人で佐原薫の想い人、横浜の占い師・楊紅瑛と出会うが、彼女は数日後、惨たらしい死体となって発見される。 死の直前に聞かされた彼女の言葉は、殺されることが分かっていたかのような遺言めいたものだった…。 浮浪児の失踪、猟奇殺人事件、見合い相手から聞かされる山村の怪談話、そして“赤い女神”を信仰する山間に作られた不審な村…。 同時進行する謎は、やがて一つの真実に行き着く。 佐原万智シリーズ第2弾。 【本作品はエブリスタ、ノベルアップ+にも掲載中です】
作品情報
推理[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2020年10月07日
悲恋 ミステリー 探偵小説 シリアス 和風 近代 昭和 一人称複数視点 大人ヒロイン 戦後 猟奇殺人 狂気 読了時間:約63分(31,309文字)
短編
ある小児科の待合室。そこには、幼児たちが長椅子の下を覗き込む異様な光景があった……長椅子の下に“何か”がいる……。
作品情報
ホラー[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2019年07月12日
怪談 夏のホラー2019 病院 異形 現代 子供 赤ちゃん 読了時間:約5分(2,460文字)
連載 2エピソード
『お菓子』がテーマの不思議で怖い連作短編集。 パンケーキ、チョコレート、キャンディー、クッキー…甘いだけが、『お菓子』じゃない。 ※本作は『スクライブ』にも掲載しています。
作品情報
ホラー[文芸] 残酷な描写あり
最終更新日:2019年07月11日
日常 怪談 サイコホラー ダーク シリアス 連作短編 ホラー 幻想小説 怪奇譚 読了時間:約22分(10,826文字)