作品一覧全5件
代表作 連載 完結済 42エピソード
人生、三度目。 回を追うごとに享年は低くなってるけど、そろそろ普通の人生を送ってもいいと思いませんか。 呪術も暗殺も得意ですけど、進んでやりたいわけではないのです。 過去の経験値を生かして生きるのに否やはないけど、人間関係を引き摺りたいわけではないのです。 ただちょっと楽をして普通にまともに真っ当に生きたいだけなのにー!! 何がどうしてこうなった。 -pixivでも掲載始めました-
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2022年09月01日
同世界転生 元暗殺者 読了時間:約459分(229,419文字)
連載 完結済 54エピソード
聖職者ですが、結婚します。 聖職者ですが、婚家と戦争(けんか)します。 常識とか正義とか、自分で判断するのでお構いなく。 霜月の奥で、如月の二。それが私。それがすべて。 この時代の“如月の二”について、清廉潔白、純真無垢、高潔無比などといった言葉を並べる語り部は、今後信じないほうがいい。 勿論、そういった側面があるのは認める。一切ないとは断言しない。 だが彼女を語るに置いて、最も重要な要素はそこにない。 語り部がそっと塗り潰した項目にこそ、彼女を表すほとんどが含まれているはずだ。 誰かの印象を聞けば、人それぞれ意見が異なるように。 如月の二も完璧な神官というだけでなく、その時代に生きた一人に違いない。 だから、敢えて語ろう。 多くの語り部が上っ面の綺麗事だけを並べるようになるなら、尚更。 きっと正史ではなかったことにされ、歴史の中に埋もれるであろう真実。 如月の二は、ひっでぇ女だ、と。 -pixivでも掲載始めました-
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2020年11月20日
神官 規格外の嫁 振り回される夫 振り回される世界 愛され系無鉄砲 読了時間:約454分(226,694文字)
連載 完結済 19エピソード
「私を剣と使うがいい」 血溜まりから拾い上げた男は、惑う彼女にそう囁いた。 故郷を踏み躙られたくなくて受けて立った戦いは、けれど敗色が濃厚だ。 ただ人死にを増やして滅ぶべきか、矜持を捨てて生き延びるべきか、できる選択は二つに一つだったはずなのに。 何の気紛れかは知らないが差し伸べられた手は、きっと彼女が有するすべてを放り出しても望むほどの威力。 一も二もなく飛びついていいはずを素直に喜べない理由は、相手の姿にあった。 部分的に身体を覆う鱗、片方だけの角、火眼金睛。 明らかな異形である彼は、死にたがるほどに自身の姿を厭っていた。 知りながら戦場で目立てと請うのはあまりに酷で、それを目当てに助けたと言われるのも癪だった。 「よせ。私には何も対価が支払えぬ。くれてやれるとすればただ、お前が望まぬ龍の名のみだ」 「私もお前に差し出せるのは、血腥い勝利だけだ」 けれど人死には減らせるの言葉は、天秤を傾けるほどには重かった。 苦渋の決断を下した彼女は、後に呼ばれる。災厄を撒く龍使い、と。 望んで龍に身を窶した剣は、果たして龍の名以外の何かを得られるのだろうか。 この作品の一部は、「言の葉工房 織奏」に掲載しています。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2019年09月13日
異形 長と龍 精霊使い 読了時間:約169分(84,038文字)
連載 完結済 17エピソード
誰かの呼ぶ声が聞こえた。眠っていたいのに、迷惑な。 煩げに目を開ければ、そこには知らない顔が並んでいる。 誰か戸惑う心情を他所に奴らは揃って俺に言う、「様子が変だ、まるでまともだ!」と。 よし、売られた喧嘩は買ってやる。 誰が残虐非道で知られた南の皇だ、俺は……、俺は……? ……。自分が誰かも分からない奴に、まともだなんてよく言えたな。
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ハイファンタジー[ファンタジー] R15残酷な描写あり
最終更新日:2019年08月25日
記憶喪失 残虐な皇 月と太陽 読了時間:約197分(98,298文字)
連載 完結済 27エピソード
魔女を殺せ。 かつての救国の英雄に下された、最後の命令。 けれどわざわざ赴いた田舎町で、男は魔女に恋をした。 運命の歯車は、とっくの昔に軋みながら回っている。 穏やかに響く鐘は、聞くものによってその音の意味を変える。 花を降らす祝福か、嘆きを払う荘厳か──。 英雄の選択が招く結末は、まだ魔女も知らない。
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異世界[恋愛] R15残酷な描写あり
最終更新日:2019年08月09日
悲恋 魔法 戦時の英雄 最後の魔女 読了時間:約210分(104,746文字)