「さあ、君たちの闘争(ゲーム)を始めよう!」
そんな宣言から幕を上げた死と隣り合わせのゲーム
は僕の日常を破壊した。
ゲームの舞台は迷宮。
そこには魔物と呼ばれる生物が存在していた。
その魔物たちと張り合うことができるよう僕たちには、一人一人異なる異能力が与えられた。
だが、そんな異能力を扱えず魔物に無慈悲に殺されたり、扱えても勝つことが出来ずに魔物に無慈悲に殺されていく仲間たち。
僕は自身に与えられた能力がわからず、ただただ逃げ惑っていたが、この迷宮から脱出するために遂に戦うことを決意する。
「僕は、この闘争を終わらせる。ここから脱出してみせる。そして君を倒す。」
少年少女たちの戦いが今幕を上げる。