「ボクと付き合ってください!」学園一の美少女かと見紛う彼からの衝撃的な告白が屋上にこだました。しかし彼はもう女性をやめていたはずだった。その日、俺の日常が音を立てて崩れ去ったのだった。俺は普通の恋愛が、青春がしたかっただけなんだ。しかし現実はそれを許してくれない。トランスジェンダーホモ、ブラザーホモ、ガチホモ、etc……。あらゆるカタチのホモたちに包囲され、逃げ場などない。ホモの合唱が俺の精神を蝕んでいく。絶望の中で僅かに聞こえた綺麗な歌声……この一抹の恋歌を手繰り寄せるため、俺は立ち上がる。これはどこまでもノンケな男子高校生が過酷なスクールライフで光を掴み取るための物語。
スクールラブ 日常 青春 サイコホラー ラブコメ ホモ 学園物
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