ランクの高い迷宮に挑むためには野球で勝ってパーティーの序列を上げなければならない。 　大事な試合に敗れ、その怒りの矛先を向けられたルグスは、責任を被せられ追放されてしまう。 　失意の中、日銭を稼ぐためFランク迷宮で魔石を集めていると、その最奥で野球をあまり知らない美少女シェリファと出会う。彼女の戦闘狂っぷりに惹かれたルグスは彼女に頼まれるがままパーティーを組むことに。 　その後、とあるパーティーを理不尽に追放された武闘家ウェーナリアをルグスはパーティーに加える。 　3人は強い魔物と戦うためにSランク迷宮を目指す。 　一方、ルグスを追放したパーティー〈黒蝶〉は別の遊撃手を迎え入れる。エラーをしない彼のことを〈黒蝶〉の皆は堅実な守備をしていると感じていたが、チームを組むパーティー〈蒼天の月〉の面々は違った。見解の相違で両パーティーは揉め、ついにはチームを解消してしまう。 　〈蒼天の月〉とチームを組み続けたい〈黒蝶〉のリーダーは渋々ルグスを〈黒蝶〉に戻るよう誘うが、断られてしまう。彼は〈黒蝶〉が落ちぶれていくのを黙って受け入れることが出来ず、全てルグスのせいだと逆恨みするようになる。 ※次回『21　裏』は9月に投稿予定でしたがパソコン不調のため5～6か月遅れます 　↑と書いていましたが、自分探しの旅(比喩)を始めてしまったのでさらに遅れます。度々の予定変更申し訳ありません。

「お人好しならきっとこうする」ーーそれがイルデットの行動原理だ。 　情けは人のためならず。日本人だった前世の記憶を持つイルデットは、自分が幸せに長生きするために「お人好し」であろうとしている。 　彼は、“瘴気病”に罹った婚約者の治療法を求め、婚約者の親友エシュカと共に旅をしていた。その最中、ヴァレドというとんでもなく強い青年の襲撃を受ける。 　ヴァレドはある貴族ーーイルデットの知識を狙う男爵の命令を受けていた。“魔剣”に喰わせる魂を提供してもらうために。 　イルデットはヴァレドと何度も戦う羽目になるが、決着が着こうかという時、ヴァレドの魂を狙う神使が横槍を入れてきた。

【第一部】 　占いで選ばれた強者6人から成る「邪神討伐隊」。その一員であるノーシュは、悪人だと誤解されて追放されてしまう。 　一人になった彼は、怒りに任せて叫ぶのだった。 「誰が抜け駆け野郎だ！　そんなに言うなら、邪神の討伐も抜け駆けしてやる！　オレが一人で倒して、ざまぁみろって言ってやる！　これまでの旅が徒労で終わって悔しがるがいい！」 　かくしてノーシュは旅を続ける。邪神討伐隊よりも早く、邪神を倒すために。 　一方邪神討伐隊はノーシュを追放したことを後悔し始めるが、もう遅い。5人はノーシュの思惑を知らぬまま、決死の覚悟で邪神のもとへ向かうのだった。 2020.9　タイトルを変更しました（旧題：邪神討伐隊を追放されたので、一人で邪神を倒しに行く） 【第二部】 　悪魔を信奉する秘密結社「雷翼会」が王都で暗躍していた。 　邪神討伐隊が帰還して3か月が経ったある日。王都で暮らすノーシュのもとへ、崩落した遺跡の調査依頼が舞い込んだ。それをきっかけに、ノーシュは雷翼会との戦いに巻き込まれていく。 ※ざまぁタグ外しました。ご指摘ありがとうございました。

　断罪イベント(？)のあった夜、シャルロッテは前世の記憶を取り戻し、自分が乙女ゲームの悪役令嬢だと知った。 　ゲームシナリオは絶賛進行中。自分の死まで残り約1か月。 　シャルロッテは1つの結論を出す。それすなわち、「私が強くなれば良い」。 　目指すのは、誰も死なないハッピーエンド。そのために、剣を執って戦い抜く。 ※第一部はアルファポリスにも投稿しています ※第二部の開始は2023年の予定でしたがパソコン不調のため2024年になります ※タイトル変更しました(旧題：悪役令嬢に転生したので、剣を執って戦い抜く)

　やりたいことが分からず、無気力に日々を送っていた大学生・鋭斗。彼は参拝した神社から異世界転移したが、早々に魔物に襲われ死にかける。それを救ったのは最強の魔導師・スパイルだった。 　鋭斗は魔導師という仕事に惹かれ、なりたいと思う。そして、持ち前のセンスと要領の良さを発揮し、割とあっさり魔導師になる。 　そうして始まった魔導師としての生活は、法律で「異世界人は殺せ」と定められているが故の肩身の狭さを除けばとても快適な生活だった。同期と一時的にパーティーを組んだり、厄介事に首を突っ込むのが好きな先輩・ニクスに目をつけられたりしながら楽しい日々を過ごしていた鋭斗はある日、別の世界からやってきた異世界人が暗躍していることに気付いてしまう。 　その時はスルーすることにした鋭斗だったが、ニクスと関わるうちにいつの間にか巻き込まれていた。さらに、妹が異世界人の被害に遭ったことで状況は一変する。 　凶悪な異世界人たちに立ち向かおうとするニクスに、鋭斗は感化され、共に戦いに行くと決意するのだった。 ※ノベルアップ＋にも投稿していましたが現在非公開にしています。大幅改稿計画中。 ※2020.6.23　第一部を改稿版と差し替えました(詳細は活動報告にて)。設定や内容は変わっていません。 ※2022.2.28　第一部を改稿版Ⅱと差し替えました。 第一部～第五部：異世界人の因縁編（完結済み） 第六部～第八部（予定）：宇宙からの侵略編（開始時期未定）

　高校を退学になりバイト生活を送っていた轍夜は、蘇生能力——死者を生き返らせる能力を得て異世界転移した。 　転移先は、様々な種族がいる世界。人間、エルフ、妖精などが、別々の国を持って生活している。 　轍夜は蘇生能力を活用し、強力な武器や便利な呪具を手に入れていく。 ※アルファポリスにも投稿しています

　トラブルに見舞われながらも、勇者一行は魔王討伐を目指して旅を続ける。 　ノリと勢いで突き進むドタバタ劇。〈全5話〉