突然異世界へと飛ばされてしまった女子高生のアリス。たどり着いた場所は記憶と書物を管理する異世界アルマティカだった。
記憶を失いさまよっていたところを、記憶喪失異世界者(アムネシア)を支援する機関である世界図書館によって保護される。失った記憶が、この世界各地に散らばってしまったことを知ったアリスは、記憶を取り戻すかどうかを問いかけられる。
記憶を取り戻すことに決めたアリスは、記憶の欠片探索を主な職務とする職員、探索司書J(ジェイ)の支援を受けて世界各地を巡る旅に出ることになった。
(薬指の約束は、作者がアムネシアと記憶の本の書きたい部分から書き始めた試作短編です)