高校三年生の『東海林ヒロト』には、記憶が二つある。
一つは、生まれてからこれまで、ヒロトとしての記憶。
もう一つは、遠征ライブに向かう高速道路で、追突事故により一生を終えた冴えないバンドマンとしての記憶。
その記憶の中では、ひとつ年上の大親友『ヨウちゃん』といつも一緒にいた。
そして、この世界に彼は存在せず、同じような関係の人間はいなかった。
なんとか普通に過ごしていたヒロトは、高校三年生の初日、新しいクラスにて、かつての大親友と瓜二つの女子『飯島ミホ』と出会う。
もう一度、あいつとバンドがやりたい。
ヒロトとミホがバンドを組んで、結ばれるまでのお話。
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趣味全開の内容です。
かなりの不定期更新になると思いますが、
地道に続けていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
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