【1冊目の物語が完結しました】
そこは文字列が絶対的な力を持ち、決して逃れられない世界。
運命を読む事が出来る予言者達だけが、世界の行く末を知っていた。
「女がエビルを殺し、この国を滅ぼすだろうー……」
予言者・秘巫女(ヒミコ)の言葉を聞いた国王のエビルは、
運命に抗うべく、女性を全て捕らえる「女人狩り」という法を定めた。
そんな世界に突然飛ばされてしまったのは、
文系根暗オタクの夢女子(ユメコ)だ。
異世界に飛ばされた夢女子(ユメコ)は、
妄想を”表現”という力でドリーム小説・カム・トゥルー出来る能力を得た。
その力を使えば、架空の最推しですら実在させる事が出来るのだ。
世界の公式である予言書を相手に、
夢女子はどんな表現で立ち向かうのか・・・?
これは夢女子が、運命を選択する物語である。