孤児のリリアスは物心つく頃から裁縫が好きで、洋裁店に勤めている。
腕の良いのを見込まれ、王妃のドレス製作に駆り出されるが、そこで同じ裁縫馬鹿と友人になり、見たこともない材料を知る事になる。
ただ綺麗なドレスを作りたかっただけの孤児は、洋服馬鹿の侯爵子息に関わり、知らず知らずに貴族社会に入り込んでしまう。
そして庶民の営み、貴族の陰謀の中で、徐々に自分の出自を知っていく。
話は大団円を迎えます。
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