作品一覧全5件
連載 完結済 8エピソード
彼と初めて会った日、彼は傘もささずに茶トラの子猫を撫でていた。芦原水都。プラチナの髪に整った顔立ち。同じ高校にいたというのに、私はものすごく目立つ容姿の彼を知らなかった。彼と過ごして行くうちに、私は彼が雨の日しか学校に来ないことを知る。そして、その理由も。(少しだけ性描写、血の描写あり)
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ノンジャンル[ノンジャンル] 残酷な描写あり
最終更新日:2016年02月03日
雨 恋愛 猫 読了時間:約50分(24,983文字)
短編
避暑で訪れた母親の実家。近くにある森には、山神様や妖が棲んでいて、彼らと出会えたなら、一つだけ願いを叶えてくれる、そんな言い伝えがあった。沙夜は一つの願いを胸に、森の中の参道を登っていた。 コバルト短編賞選外の作品です。
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ノンジャンル[ノンジャンル]
最終更新日:2016年02月03日
妖 ファンタジー 大正時代 恋愛 明治/大正 読了時間:約21分(10,402文字)
短編
大みそかの午後、しゃべるウサギを追いかけて、滑って転んで気絶して、目が覚めたら朱い橋の上にいた。(コバルト短編最終候補作品)
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ノンジャンル[ノンジャンル]
最終更新日:2015年06月01日
ファンタジー うさぎ ほのぼの 短編 お正月 読了時間:約20分(9,830文字)
短編
雪が降る音がするとしたら、きっとこんな風に聞こえるんだと思う。
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ノンジャンル[ノンジャンル]
最終更新日:2015年03月20日
短編 恋愛 冬 雪 読了時間:約7分(3,386文字)
連載 完結済 16エピソード
◆肘の故障がもとで、野球を手放さないといけなくなった。野球を教えてくれたのは、ひとつ年上の女の子。甲子園に行けない怜の代わりにずっと野球を続けていくはずだったのに、その約束も守れなくなった。側にいると苦しい。だから遠ざけようとしたのに、俺はどうしても野球と怜に対する気持ちを断ち切れない。もう、手に入らないものをほしがることは辞めようと決めたはずなのに。 ◇肘の故障がもとで野球をやめてしまった幼なじみ。久しぶりに再会した直は髪も伸びて大人っぽくなっていたけど、私の知る直とはちょっと違ってた。知らない間にできた距離。また野球を取り戻してほしいと思うけど、野球のことを会話に載せようとするたび、かげる表情に私は何も言えなくなる。ねえ、どうしたら野球をやっていた時みたいに笑ってくれるの? (2008年度ノベル大賞三次落選作)
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ノンジャンル[ノンジャンル]
最終更新日:2011年09月12日
恋愛 野球 高校生 ノベル投稿作 ハッピーエンド 読了時間:約74分(36,863文字)