王族の家系に生まれたコウトは魔法の才能がないとみなされ酷い扱いを受けて、最後には家を出ることになった。寝る場所を求めて迷い込んだ洞窟で弱っている銀キツネと出会う。
銀キツネをその森で二度救うことになったコウトは恩返しということで擬人化した銀キツネセリシアと暮らすこととなった。
お互いの生活とコウトが密かに抱いていたみんなに憧れられるヒーロー(ギルドマスター)の夢を叶えるためギルドを結成しコウトの秘められた力が開花していく。
自分を捨てた家族を見返し様々な事件を解決していくと、街では知らない人はいないほどの有名人になっていくコウト。
彼はその名を街以外にも轟かせていき子供たちからはヒーローと呼ばれるようになった。