学生プログラマーである天野龍太郎は、父親の一周忌に遺品整理をしていた。ろくに掃除もしてこなかった父親の部屋にあるパソコンから見つかったのは、奇妙な弓と矢のデータ。
そのデータを元に、現物を作成。「破魔弓と破魔矢のようでいいか」と、父親の遺品をお守り代わりに通学していた。
そんな時。
帰路で、スピーカーのような怪物に、天野と彼の親友は襲われる。そのまま親友は殺されてしまい、天野は復讐を決意する。
「こんなことをしても何にもならないだろう」と思いつつ、それでも、破魔矢を放った彼の体には……
神の力が宿っていた。